留学1年間でいくらかかるのかその内訳は?

海外で学ぶ際に一番心配なのはその費用だと思います。
渡航費、学費、生活費、学生ビザ申請料など。また現地で友達もできれば交際費もかかります。
ではどれくらいの金額を目安に海外での生活を考えればいいのでしょうか。
もちろん国や地域で物価は違います。今日はアメリカを例に、実際留学に行った時にかかる平均的な費用のお話しです。

1年間でかかる費用は300万円~400万円その内訳

この金額は名門ではなく平均的な大学で考えた場合です。
公立私立、学ぶコースによって金額は異なります。
またこの内訳は、出発前と到着後の費用を合わせた物です。

出発前にかかる費用。航空運賃、海外留学保険、ビザ申請料、留学エージェントサポートなど。
到着後にかかる費用。授業料、滞在費、食費、携帯などの通信費など。
一番はやはり授業料、滞在費、食費の3つになるかと思います。

これは訪問先によって異なりますが、海外の大学の多くには学生寮が隣接されています。
学生寮がない場合は、ホームステイ先からの交通費などもかかってきます。

出発前の項目に留学エージェントサポートとありますが、このサポートは無料と有料とあります。
無料サポートで問題のない方は、費用はかかりません。
有料サポートの方が安心できる。という方は、ご自分にどういったサポートスタイルが合うのか、いくつかサービスを検討してからお選び下さい。

現地でアルバイトをして生活費を稼ぐ事もできる

ワーキングホリデーという言葉を聞いた事がありますか?
これは現地滞在期間中、一定期間の就労が許可されているというものです。

ただし全ての国や地域で必ず許可されているものではありません。
ご自分の滞在先で就労が許可されているのかは調べてみて下さい。

これを使えばアルバイト代で生活費を補う事もできます。
現地で働く事はその国の文化や日常会話など、そこから多くを学ぶ事もできます。

ただ一つだけ覚えておいていただきたいのが“就労時間には決まりがある”という事です。
学生ビザで働ける時間は決まっています。
こちらも国や地域で異なります。参考までにオーストラリアの場合、2週間で40時間働く事が可能です。

これで計算すると、学生ビザの限られた時間内でも1ヶ月10万円程度稼ぐ事は可能です。
ですがいくら生活費が必要だからといって、アルバイトだけに集中せず友人を作るなど自分の海外に学びに来た本来の目的を忘れないようにしましょう。